自チームのCKで、ゴール前中央に、身長1メートル73の熊谷をはじめ大儀見、阪口、岩清水とヘディングの強い4人が体を寄せて縦に並び、キックの時に散り散りに動き出す。佐々木監督の指示で決勝トーナメント1回戦のオランダ戦で初めて採り入れ、豪州戦ではCKの大半の場面で使った。
岩渕の決勝ゴールもCKから生まれたが、この時は<隊列>を組んでいなかった。「相手が混乱している感じがあった」と、してやったりの岩清水。セットプレーは、世界屈指のキッカーである宮間を擁するなでしこの強み。新たに加わった武器は、準決勝イングランド戦でも効果を発揮するか。(カナダ・エドモントン 宮崎薫)
岩渕の決勝ゴールもCKから生まれたが、この時は<隊列>を組んでいなかった。「相手が混乱している感じがあった」と、してやったりの岩清水。セットプレーは、世界屈指のキッカーである宮間を擁するなでしこの強み。新たに加わった武器は、準決勝イングランド戦でも効果を発揮するか。(カナダ・エドモントン 宮崎薫)