プロバスケットボールリーグBリーグの1部に所属する大阪エヴェッサが26-27シーズンに開幕するBプレミアへの参戦を断念し、チームを解散することが関係者からの取材で明らかになった。10月の審査ではBプレミア参加チームから漏れている。
2部に所属する熊本ヴォルターズが資金の目処が立たず、Bプレミアの下部カテゴリのBワンへの所属を目指すケースはあるが、チームそのものが消滅するのは初めて。
大阪は旧bjリーグでは開幕から3年連続シーズン優勝するなど強豪チームとしてBリーグに参戦していたが、プレーオフであるチャンピオンシップに出場したことがなく、同じB1の川崎、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、アルバルク東京には一度も勝ったことがない。
また旧bjリーグ時代から所属外国人選手が大麻を売却目的で輸入して逮捕されたり、代表候補がインドネシアの大会で買春したり、Bリーグでは別の外国人選手(帰化して現B1佐賀所属)男性専用の施設いわゆるハッテン場で大暴れするなどトラブルが絶えなかった。
リーグでも上記の選手の素行の悪さやホームアリーナのアクセスの悪さが原因で成績も観客動員は下位に低迷しており、売上の面でもB2リーグのチームを下回るほど伸び悩んでいた。
Bリーグはこれらを踏まえて大阪のBプレミア参加を見送ったことに伴い、府内での新アリーナ建設に伴い移転も含めて交渉を行っていたが不調に終わり、チームはBプレミアを含めた新Bリーグへの参戦を断念し、解散して活動を終了させる判断に至ったようだ。
大阪の運営会社は取材に対し「お答えすることはありません」とコメントしている。
ソースはフジテレビ。