高木美は前週まで世界スプリント選手権、世界選手権と連戦。疲労もあるが、標高1400メートル超の高速リンクは得意の1500メートルや1000メートルで世界記録を狙えるチャンスがあり「どこまでいけるか楽しみ」と意欲的に語った。
男子500メートルで今季、W杯の表彰台に4度上がった村上右磨も「日本記録、世界記録に挑戦したい。準備はしてきた」と気持ちを高ぶらせた。
[匿名さん]
新浜・小平・高木美が日本新 スピードスケートW杯
2019/3/10 8:56
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【ソルトレークシティー=共同】スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦は9日、米ソルトレークシティーで開幕し、男子500メートルで22歳の新浜立也(高崎健康福祉大)が日本記録を大幅に更新する33秒83で2位となった。パベル・クリズニコフ(ロシア)が33秒61の世界新で優勝。
従来の世界記録はクリズニコフの33秒98、日本記録は加藤条治(博慈会)が2013年に出した34秒21だった。村上右磨(村上電気)は34秒11で3位に入った。
女子500メートル 36秒47で自身の日本記録を0秒03更新して優勝した小平奈緒=ソルトレークシティー(共同)
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女子500メートル 36秒47で自身の日本記録を0秒03更新して優勝した小平奈緒=ソルトレークシティー(共同)
女子の500メートルは小平奈緒(相沢病院)が36秒47で自身の日本記録を0秒03更新して優勝。W杯で1000メートルと合わせて通算27勝となった。1000メートルは高木美帆(日体大助手)が世界記録でもあった小平の日本記録を塗り替える1分11秒71で2位、小平が1分11秒77の3位。ブリタニー・ボウ(米国)が1分11秒61の世界新で優勝した。
男子1000メートルはキエルド・ナウシュ(オランダ)が1分6秒18、女子3000メートルはマルティナ・サブリコバ(チェコ)が3分52秒02と、いずれも世界新記録で制した。
リンクは標高1400メートル超の高地にあり、好記録が生まれやすい。
[匿名さん]
高木美、女子1500で世界新=W杯スケート
2019年03月11日05時50分
【ソルトレークシティー(米ユタ州)時事】スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦は10日、米ユタ州ソルトレークシティーで行われ、女子1500メートルで高木美帆(日体大助手)が1分49秒83の世界新記録で優勝した。(2019/03/11-05:50)
[匿名さん]
2019.3.11 07:58
高木美帆、1500M世界新でV!W杯通算10勝目/スピード
世界新記録で女子1500メートルを制した高木美帆(中央)=ソルトレークシティー(共同)
世界新記録で女子1500メートルを制した高木美帆(中央)=ソルトレークシティー(共同)【拡大】
スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦最終日は10日、米ソルトレークシティーで行われ、女子1500メートルで高木美帆(日体大助手)が1分49秒83の世界新記録で優勝した。従来のタイムを1秒02更新した。
24歳の高木美はW杯の個人種目で通算10勝目で、うち8勝が1500メートル。9日は1000メートルで日本記録を樹立していた。
男子500メートルは新浜立也(高崎健康福祉大)が連日の日本新記録となる33秒79でW杯3勝目を挙げた。村上右磨(村上電気)が34秒10で3位。
女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が36秒49の好タイムで制した。W杯で1000メートルを含め通算28勝目。36秒99の曽我こなみ(日本ハウスH&R)は4位だった。
男子マススタートでは土屋良輔(メモリード)がW杯初勝利を飾った。同1500メートルはキエルド・ナウシュ(オランダ)が1分40秒17の世界記録をマークして頂点に立った。(共同)
高木美帆の話
「一つのレースに力を出し切れたことがうれしい。コーチとは1分49秒台を狙えると話しており、前向きにいけた。うれしい気持ちは強いが、満足はしていない。できることはまだあるので、追求していきたい」
新浜立也の話
「世界記録には届かなかったが、自分の記録は更新できてよかった。(9日と合わせ)2本とも33秒台を出せたことで、その実力があると証明できた。今季をいい形で終えることができた」
[匿名さん]