2019年11月10日 16時27分
サッカー女子の日本代表、「なでしこジャパン」は北九州市で南アフリカと強化試合を行い、キャプテンで守りの要の熊谷紗希選手が代表110試合目で初ゴールをあげるなどして2対0で勝ちました。
世界ランキング10位の日本は来年の東京オリンピックに向けた強化の一環として10日、北九州市で世界55位の南アフリカと対戦しました。
そして23歳の土光真代選手をセンターバックで初先発させたほか、ミッドフィルダーで19歳の遠藤純選手を左サイドバックで起用する新しい布陣を試しました。
日本は立ち上がりから主導権を握り、前半20分にコーナーキックのボールに土光選手が走り込んでシュートを打ち、そのこぼれ球をキャプテンの熊谷紗希選手が頭で押し込んで先制しました。熊谷選手は代表110試合目で初ゴールとなりました。
さらに41分にはエースの岩渕真奈選手からのパスをゴール前で受けた菅澤優衣香選手が体を反転させながらコースをねらう巧みなシュートで追加点をあげました。
日本は守りでも身体能力の高い南アフリカに対して、しっかりと組織的なディフェンスを見せて得点を与えず、2対0で勝ち、先月のカナダ戦に続いて強化試合を2連勝としました。
このあと日本は来月、韓国で行われる東アジア選手権に出場する予定です。