同省航空機課によると、メーカーの川崎重工業が5月13日、愛知県沖の太平洋上で、速度超過の警報機の作動確認をするため、高度1万メートルから
約8000メートルに急降下後、エンジン出力を急激に下げながら飛行姿勢を立て直したところ、エンジンが止まった。乗員の手動でエンジンが再起動し、無事着陸した。
量産機の生産段階でエンジンの形状を一部変更したのが原因とみられ、追加配備予定だった2機のP1の飛行試験は5月14日以降行っていない。
同基地に配備済みの3機のP1のうち、試作機1機を除く2機の運用試験も停止した。
防衛省幹部は今回のトラブルについて「通常の運用ではありえない特殊な環境下での事象。想定内で、さほど危なくはない」と説明する。【鈴木泰広、青木純】
ソース 毎日新聞
約8000メートルに急降下後、エンジン出力を急激に下げながら飛行姿勢を立て直したところ、エンジンが止まった。乗員の手動でエンジンが再起動し、無事着陸した。
量産機の生産段階でエンジンの形状を一部変更したのが原因とみられ、追加配備予定だった2機のP1の飛行試験は5月14日以降行っていない。
同基地に配備済みの3機のP1のうち、試作機1機を除く2機の運用試験も停止した。
防衛省幹部は今回のトラブルについて「通常の運用ではありえない特殊な環境下での事象。想定内で、さほど危なくはない」と説明する。【鈴木泰広、青木純】
ソース 毎日新聞