🚓 警察

愛知県警守山署が捜査で押収した証拠品が同県瀬戸市内に捨てられていた事件で、県警は１９日、同署刑事課の男性警部補（５３）を証拠隠滅容疑で名古屋地裁に書類送検、停職６カ月の懲戒処分にした。

廃棄した証拠品は２５００点以上になるという。

発表によると警部補は今年９月１４日夜に窃盗事件など証拠品３８点を署から持ち出して瀬戸市内の川に捨てた疑い。

通行人の通報で発覚。

証拠品には守山署のタグがつけられているのもあった。

０９年１２月以降にゴミにまぎれて捨てるなどしていた。

「証拠品が多くて手続きが面倒だった」と容疑を認めているが、これだけ暇さえあれば警察官としての仕事をしていたのかも疑問だ。

警部補は同日付で依願退職したが、どれだけ捜査に影響したかわからない。

懲戒解雇でもおかしくない。