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これにより、札幌と釧路の間は通常の特急列車より１時間ほど遅いおよそ５時間半で結ばれます。
釧路駅では８日午前８時２３分に快速列車が出発し、乗客が札幌や帯広方面に向かっていました。
釧路市の７２歳の女性は、「札幌で手術を受ける予定がありどうしようかと困っていたので臨時列車の運行が始まりほっとしています」と話していました。
ＪＲは、特急列車が運転を再開するまでの当面の間、臨時列車や代行バスを運行することにしています。
このほか、ＪＲは、高校生の登下校の時間帯にあわせて、芽室・新得間に高校生専用の通学バスを走らせています。
台風で線路の橋が流されるなど大きな被害がでたＪＲ根室線について、ＪＲは、少なくともことし１１月末まで運行を再開できないという見通しを明らかにしています。

臨時の特急列車と代行バスは石勝線のトマムで、代行バスと臨時の快速列車は帯広でそれぞれ接続しています。
たとえば、札幌を午前７時５４分に出る臨時特急の下り第１便から乗り継ぐと、帯広には午前１１時２５分に、釧路には午後１時２２分に到着できます。
一方、釧路を午前８時２３分に出る臨時快速の上り第１便を利用すると、帯広には午前９時５７分、札幌には午後１時５６分に到着できます。
下りは、第２便が午前１１時５３分、最終の第３便が午後２時１６分に札幌を出発し、それぞれ帯広には午後３時３０分と午後５時５５分に、釧路には午後５時３４分と午後８時１５分に到着できます。
上りは、第２便が午前１０時３７分、最終の第３便が午後２時５０分に釧路を出発し、それぞれ帯広には午後０時１４分と午後４時２５分に、札幌には午後４時１９分と午後８時１５分に到着できます。
代行バスはトマムと帯広の間を直行し、新得や十勝清水、芽室には停車しません。
一方、臨時快速は池田、浦幌、白糠に停車します。