阿寒湖 世界遺産目指し新構想
05月06日 12時34分
道東の阿寒湖を世界自然遺産に登録することを目指す釧路市は、登録の対象を十勝の足寄町にある「オンネトー湯の滝」まで含めた広い範囲とする新たな構想をまとめました。
釧路市は、「阿寒湖のマリモ」が生育する阿寒湖の世界自然遺産登録を目指していますが、3年前、環境省は国内候補地としての選定を見送りました。
このため市は、阿寒湖だけでなく周辺の自然環境の希少性を含めて打ち出そうと、「『マリモの阿寒湖』と周辺の湖沼・湧泉群」という考えで新しい構想をまとめました。
構想では、阿寒湖周辺の湖や沼や、二酸化マンガンが生成される貴重な場所として国の天然記念物に指定されている足寄町の「オンネトー湯の滝」など広い範囲を対象に含め、面積は490平方キロメートルと大幅に拡大します。
構想をまとめた釧路市阿寒湖沼群・マリモ研究室の若菜勇室長は、「阿寒地域の生態系と生物多様性は、ほかに例がない独自性がある。
登録に向け論文にまとめるなどして世界に発信したい」と話しています。
05月06日 12時34分
道東の阿寒湖を世界自然遺産に登録することを目指す釧路市は、登録の対象を十勝の足寄町にある「オンネトー湯の滝」まで含めた広い範囲とする新たな構想をまとめました。
釧路市は、「阿寒湖のマリモ」が生育する阿寒湖の世界自然遺産登録を目指していますが、3年前、環境省は国内候補地としての選定を見送りました。
このため市は、阿寒湖だけでなく周辺の自然環境の希少性を含めて打ち出そうと、「『マリモの阿寒湖』と周辺の湖沼・湧泉群」という考えで新しい構想をまとめました。
構想では、阿寒湖周辺の湖や沼や、二酸化マンガンが生成される貴重な場所として国の天然記念物に指定されている足寄町の「オンネトー湯の滝」など広い範囲を対象に含め、面積は490平方キロメートルと大幅に拡大します。
構想をまとめた釧路市阿寒湖沼群・マリモ研究室の若菜勇室長は、「阿寒地域の生態系と生物多様性は、ほかに例がない独自性がある。
登録に向け論文にまとめるなどして世界に発信したい」と話しています。