2019年12月25日19時35分
スピードスケートの全日本選手権に向けて意気込みを語る高木美帆=25日、長野市
スピードスケートの全日本選手権に向けて意気込みを語る高木美帆=25日、長野市
スピードスケートの全日本選手権が26日に長野市のエムウエーブで開幕する。大会は、短距離から長距離まで4種目の総合成績で争うオールラウンド部門と、500メートルと1000メートルを2回ずつ滑るスプリント部門を併せて実施する。
25日に会場で調整した女子1500メートルの世界記録保持者の高木美帆(日体大助手)は、スプリント部門にエントリー。今月中旬に同じリンクで行われたワールドカップ(W杯)を経て状態は上向いているそうで「上がってきた調子をしっかり物にしたい」と抱負を話した。
今年3月に世界記録を樹立した高速リンクで行われる世界距離別選手権(来年2月、米ユタ州ソルトレークシティー)に照準を合わせており「いいレースをすることが今後につながる」と意気込んだ。
男子のオールラウンド部門に臨む一戸誠太郎(ANA)は「総合優勝はまだ経験がない。歴史と伝統のある大会で、優勝は本当に意味がある」と語った。
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