🥊 ボクシング

ＢＯＸ】加治木「相手は格下」判定勝ちも笑顔なし　来年ベルト狙う

スポーツ報知 12月8日(月)7時4分配信

◆報知新聞社後援　プロボクシングチャンピオンズロード　▽８回戦　○加治木了太（判定３─０）福岡孝太●（７日、大阪・松下ＩＭＰホール）

　日本スーパーフェザー級１４位の加治木了太（２７）＝大鵬＝が、元東洋太平洋フェザー級８位の福岡孝太＝明石＝に３—０の判定勝ち。ダウンは奪えなかったが、序盤からボディー打ちと左右のフックを繰り出し圧倒した。加治木の戦績は２４勝（１５ＫＯ）９敗、福岡は１５勝（１２ＫＯ）６敗２分け。

　２人のジャッジがフルマークをつけた大差判定勝ちにも、加治木に笑顔はなかった。「相手は格下。勝って当たり前なので倒して勝たないとダメ」と何度も頭を下げた。２０１２年１２月には、スーパーフェザー級で日本タイトルに挑戦した経験を持つ。この試合が３３戦目となった２７歳は「もう年なので来年ベルトを取らないと引退でしょ。何としても狙いたい」と悲壮な覚悟を見せた。